県警交通機動隊が年末年始の交通安全県民運動開始式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
年末年始の交通安全県民運動開始式で、鍛え上げたバイクの腕前を披露する交通機動隊の白バイ隊員ら=18日午前10時半ごろ、浦添市西原

 県警交通機動隊は18日、浦添市の沖縄自動車道西原インターチェンジ周辺で年末年始の交通安全県民運動開始式を開いた。県民運動は人出の多くなる年末年始の事故を抑制するため、21日から1月4日まで実施される。

 フリーアナウンサーの竹中知華さんが一日交通機動隊長に任命された。竹中さんは「一日隊長になった気持ちを忘れず、ラジオなどを通して広く県民に交通安全思想の普及を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーについて情報発信していきたい」とあいさつした。
 交通機動隊の与那嶺一文隊長は、後部座席のシートベルト着用が全国平均の70%台に比べ、沖縄は40・8%と極めて低いとして「確実な着用を促す広報啓発活動に力を入れる必要がある」と話した。
 県内では17日現在、人身事故が5270件発生し、昨年同期から654件減少した。だが交通事故死亡者で見ると6人増の41人となっている。
【琉球新報電子版】