名護、クリスマス色に 23日、活性化へ初のフェス


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「カリークリスマス! in名護2015」開催をPRする実行委員長の前田裕子前田産業ホテルズ社長(前列左から3人目)と実行委のメンバーら=16日午前、那覇市の琉球新報社

 ひんぷんガジュマルをツリーに見立てて名護市中心部の大通りを歩行者天国にしてクリスマスを楽しむ初のイベント「冬の街フェス カリークリスマス!in名護2015」(同実行委員会主催)が23日催される。名護市民や地元企業の力で街を盛り上げようという新たな試みだ。

 名護十字路から名護博物館までの通り約300メートルを車両通行止めにして正午から午後9時までイベントを開催する。ひんぷんガジュマルのライトアップは午後6時から9時まで。歩行者天国では、地域の飲食店約10店舗が出店する。オリオンビールやアグー豚など名護市の特産品を楽しめる。ストリートダンスや大道芸人によるパフォーマンス、チョークで車道に絵を描くコーナーなどイベントが盛りだくさんだ。
 ガジュマル緑地公園では、ディアマンテスのスペシャルライブのほか、名護高校ブラスバンド部による演奏や沖縄・名護ジュニアコーラスの合唱などが催される。
 ディアマンテスのアルベルト城間さんは初のクリスマスソングを披露する予定で「カリークリスマスをみんなに広めていきたい」とライブへの参加を呼び掛けた。
 企画の中心になった前田産業ホテルズの前田裕子社長(実行委員長)は「ガジュマルをメーンに名護のみんなが心を一つにして街を元気づけたい。ことしだけでなく、来年以降も名護の一大イベントとして育てていきたい」と意気込んだ。
 実行委は公共交通の利用を呼び掛けているが、当日は名護漁港の駐車場が利用できる。