年の瀬「ハレルヤ」荘厳に 沖縄市でメサイア演奏会


この記事を書いた人 志良堂 仁
「ハレルヤ」を合唱する「第43回メサイア演奏会」の参加者=23日午後、沖縄市民会館

 2015年歳末助け合いチャリティー「第43回メサイア演奏会」(主催・県合唱連盟、沖縄交響楽団、琉球新報社、共催・まちづくりNPOコザまち社中、特別協賛・沖縄海邦銀行)が23日、沖縄市民会館大ホールで開かれた。県合唱連盟と沖縄交響楽団の総勢160人余の歌声と楽器の音色が荘厳な雰囲気を演出した。

 出演者は高宮城徹夫さんの指揮に合わせ、ヘンデル作曲の「メサイア」から抜粋した34曲を披露した。終盤の「ハレルヤ」は来場者と共に心を一つに大合唱した。
 ソリストは善國亜由子さん(ソプラノ)、増田勇人さん(カウンターテノール)、喜納響さん(テノール)、具志史郎さん(バリトン)が務めた。
 アンコールでは、古蔵中学校や那覇国際高校など県内の中高生、那覇ジュニアオーケストラが賛助出演した。メサイア演奏会での寄付金は総額2406万8972円となった。