300人が座り込み 辺野古、海上で掘削調査か


この記事を書いた人 金城 美智子
米軍キャンプ・シュワブ前で演説者の話を聴く新基地建設反対の市民ら=13日午前7時55分、名護市辺野古キャンプ・シュワブ旧ゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する市民ら約300人は13日早朝、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込んだ。毎週水曜の総行動のため、県議や市町村議らも多くが参加した。今週からは水曜と木曜の週2回、同じ規模で総行動を展開する。県警や警視庁の機動隊、工事関係車両はゲート前に姿を見せていない。

 仲宗根悟県議は「多くの結集により、警察の皆さんも手出しができない」と述べ、さらなる行動拡大を呼び掛けた。
 シュワブ沖の海上では、長島近くのスパット台船に作業員の姿が確認され、掘削棒が海中へ下りており、ボーリング(掘削)調査を進めているとみられる。市民らのカヌー隊12艇が抗議し、フロート(浮具)を越えた10艇が海上保安庁に拘束された。
【琉球新報電子版】