ふるさと名物にリゾ婚 県内第1号 名護、恩納、読谷が応援宣言


この記事を書いた人 金城 美智子
「ふるさと名物応援宣言」した1市2村の首長ら=20日正午ごろ、読谷村のホテル日航アリビラ内

 名護市、恩納村、読谷村の1市2村は20日、読谷村のホテル日航アリビラ内の教会「チュチュリゾートウエディング ラソール ガーデン・アリビラ」で会見を開き、沖縄リゾートウエディングを「ふるさと名物」に掲げ、「ふるさと名物応援宣言」を発表した。1市2村の農産物や工芸品を使った引き出物開発や沖縄でしか体験できないリゾートウエディング開発などを連携して手掛け、地域活性化を目指す。県内第1号の宣言で、複数の市町村が共同で宣言するのは全国で初めて。

 「ふるさと名物応援宣言」は、2015年度から中小企業庁が始めた制度。地域経済活性化を目的に、各市町村が地域を挙げて実施する「ふるさと名物」を特定し、支援する。
 今後、3市村の事業者らと連携し、付加価値の高いリゾートウエディング商品の提供を目指す。
 稲嶺進名護市長は「北部や中部など圏域を超えて連携できる新しい取り組みで、期待も大きい。(リゾートウエディング事業活性化の)旗振り役として位置付けられるよう努めたい」と意気込みを述べた。
【琉球新報電子版】