北朝鮮「ミサイル」、発射時の対応確認 那覇市が対策会議


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北朝鮮「ミサイル」問題で対応などを確認した那覇市危機管理対策本部会議=5日午後、那覇市役所庁議室

 北朝鮮「ミサイル」問題で那覇市は5日午後、城間幹子市長を本部長とする市危機管理対策本部会議を庁議室で開いた。部長級幹部らが出席し、市民への防災行政無線や市のホームページなどによる周知徹底や発射時の対応を確認した。

 会議の冒頭、城間市長は「不測の事態に備え、市民の安心安全確保のため全庁を挙げて対応してほしい」と呼び掛けた。各担当部長からは、発射時に屋内退避行動を取ることや落下物発見時の対応方法、児童生徒や観光客への事前周知などについて説明が行われた。
 発射時は、情報を得た市幹部が庁議室に駆け付け、即座に対策本部会議を開くことも確認。城間市長は各部局の職員へ確実に伝達するよう求めた。【琉球新報電子版】