
シュワブ・ゲート前、機動隊が鉄柵設置 市民ら抗議

【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、反対する市民ら約10人が21日午前、キャンプ・シュワブのゲート前で工事車両の警戒に当たった。
午前9時すぎ、機動隊約50人がゲートの反対側の道路上に鉄柵を設置し始めた。市民らは「車道をふさぐな」と抗議した。約1時間後、鉄柵約30枚の設置が完了した。
鉄柵の設置を受けて、沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「鉄柵は道路の白線の外にはみ出して交通を妨害しており、違法だ。機動隊は何でもできると思い込んでいる」と非難した。
【琉球新報電子版】