辺野古、海上作業継続か 機動隊が市民ら排除、工事車両通過


この記事を書いた人 金城 美智子
機動隊員らに排除される市民ら=1日午前6時55分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約50人は1日早朝から、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、抗議行動をしている。午前7時前には県警と警視庁の機動隊員約100人が市民らを排除し、工事用の大型車両6台がゲート内に入った。9時すぎにも再び機動隊による市民排除の後、大型車両1台が入った。

 一方、基地建設が予定されている大浦湾の海上では、海底ボーリング(掘削)調査の最終地点で作業しているクレーン船に作業員の姿が確認された。市民らは抗議船4隻、カヌー12艇で作業中止を求めて声を上げている。
【琉球新報電子版】