ハーマンセンさんらゲート前に 辺野古、60人が抗議行動


この記事を書いた人 金城 美智子
座り込みをする市民らに向けてあいさつするソーレン・ハーマンセンさん(中央)と飯田哲也さん(右)=18日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する市民ら約60人が18日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前で、辺野古移設断念を求めて抗議活動を展開した。

 18日午後1時半から那覇市の沖縄産業支援センターで開かれる環境講演会で、講師を務めるソーレン・ハーマンセンさん=サムソ・エネルギー・アカデミー代表=と、飯田哲也さん=NPO法人環境エネルギー政策研究所長=もゲート前を訪れた。
 デンマークで自然エネルギー100%の島を実現したハーマンセンさんは「エネルギーのことは地域の人たちが話し合って決めるべきであり、基地問題もそうだ」と強調。かつては原子力発電に携わっていた飯田さんは「原子力の世界で国の役人がいかに平気でうそをつくかを見てきた。軍事の闘いも同じだ」と指摘した。
 17日まで続けてきた午前6時ごろからの早朝行動は18日から見合わせ、午前9時から抗議行動を実施している。
【琉球新報電子版】