13年度県民所得4%増、210・2万円


この記事を書いた人 志良堂 仁

 県統計課が18日に発表した2013年度の県民経済計算によると、1人当たりの県民所得は前年度比4・1%増の210万2千円だった。県内総生産は4兆593億円で物価の価格変動を除く実質で経済成長率は3・7%の増加で、9年連続のプラス成長となった。

 国民所得を100とした場合の県民所得の水準は前年度比0・7ポイント増の73・9。産業別では建設業などが増加、行政機関などの政府サービス生産者は減少した。
 統計課は13年度の県経済は消費税増税前の駆け込み需要による住宅建築や公共工事の増加による建設業の増加、人口と高齢者の増加を背景とした医療・保険、介護の公共サービス業が堅調だったと分析している。