茅原書芸会展が開幕 会員の作品4千点が初めて一堂に


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開幕した茅原書芸会展で、作品を解説する茅原南龍主宰=26日、県立博物館・美術館

 茅原書芸会展(同実行委員会主催、琉球新報社共催)が26日、那覇市の県立博物館・美術館で開幕した。茅原書芸会(茅原南龍主宰)の門弟会員による書道作品4千点を展示している。初開催。4月3日まで。
 26日は開会式と茅原主宰による作品解説会があった。海、山、空、花、心をテーマに2歳から94歳の会員が出展した。

 開会式で茅原主宰は「子どもたちと共に展覧会がしたいという思いが重なり、きょうを迎えられた。作品を見るとこみ上げてくるものがある」と会員や関係者に感謝した。会員の子どもたちや平田大一県文化振興会理事長、富田詢一琉球新報社長らが、テープにはさみを入れた。
 29日午前10時から墨づくり体験、4月2日午後2時から茅原主宰による記念講演「書と人生」がある。問い合わせは茅原書芸会098(861)1358。【琉球新報電子版】