【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対するため、名護市辺野古の海上で抗議行動をしていたカヌー隊の男性が1日午前9時20分ごろ、キャンプ・シュワブの軍警備員に身柄を拘束された。海上で抗議するメンバーによると、男性はカヌー隊の1人が軍警備員に拘束されそうになったのを止めに入り、拘束された。
拘束されたのは陸に近い岩場で、水深は膝まで海水につかる程度だったという。工事のために設定された臨時制限区域の中だったとみられる。
辺野古のキャンプ・シュワブ新ゲート前には、約70人が集まり、抗議行動を展開した。集まった市民らは、キャンプ・シュワブから出て行く米軍関係車両に「マリーンズ、アウト」(海兵隊は出て行け)などと声を上げていた。
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