日本ユニテック食料産業局長賞 県内初、学校などの給食


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 県内で病院や福祉施設、学校などの給食を請け負う日本ユニテック(浦添市、安里盛一社長)は3月31日、東京都で行われた第24回優良外食産業表彰の快適給食サービス部門で食料産業局長賞を受けた。主催する農林水産省によると県内企業の受賞は初めて。

 同社は県産食材を3割使うなど地産地消を推進し、おかゆ料理のアチビーや豆腐チャンプルーなど郷土料理を提供してきた。学校給食では農林高校の生徒が開発した新メニューの活用や、食材となった野菜を学校内に置いて生徒らに実際に見てもらうといった食育活動が評価された。
 安里拓真取締役は「地産地消は社としても意識してきた。今後も安心安全で、地元にこだわった給食を提供していきたい」と意気込みを語った。