10月に開かれる第6回世界のウチナーンチュ大会への参加を呼び掛ける県の北米キャラバン隊(団長・翁長雄志知事)が9日午前、那覇空港で出発式を開いた。翁長知事は「世界のウチナーンチュに自分のふるさとの自然や歴史、伝統、文化に触れてもらい、将来に誇りと自信を持ってもらえるよう大会周知に取り組みたい。若者たちともしっかり連携していきたい」と意気込みを語った。キャラバン隊は16日まで米国とカナダで大会開催を周知し、18日に帰沖する。
翁長知事はキャラバン隊の日程終了後、米軍普天間飛行場移設問題に関連してワシントンDCで米政府高官や米上下両院議員と面談する方向で調整している。翁長知事は「(辺野古移設反対の)今までの延長線上の話と今日までの経過を報告したいと思っている」と語った。
【琉球新報電子版】