ジャマイカ発祥で軽快なテンポが印象的な音楽「スカ」のライブ「SKA in NANJO2016~ゴールデンマンゴー~」が4日、南城市文化センター・シュガーホールであった。出演者は海からの爽やかな風に、アップテンポで緩やかな雰囲気を作り出すリズム、音色を乗せた。
「All Japan Goith(オールジャパンゴイス)」は「ビエント」「マンマシア」など軽快なリズムとともに、観客をあおる。エンナ(トランペット)がステージ上でステップを踏むと、同じように音も弾む。
日も傾き、上空には星が顔を見せ始めると、日中と異なり、少しひんやりとした風が会場を包む。「南部マンゴーパーティーズ」は「リベルタンゴ」「マンゴネシア」と、サクソホンなどの管楽器とバイオリンを組み合わせた独特な演奏で沸かせた。
フィナーレは出演者全員で華やかにトランペット、トロンボーンなど、にぎやかな音色を折り重ねていく。観客も手を振り、体を揺らす。
涼やかな風と対照的に、熱気を帯びたままライブを締めくくった。
その他の出演はJAHSTICE、クロネコリズム、美栄橋カリビアンズ、CARIB SOUL。
(大城徹郎)