沖縄労働局が31日に発表した4月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・02ポイント上昇の0・94倍で復帰後の最高値を更新した。全国では46位の鹿児島県(0・97倍)を下回り、最下位だった。県統計課が発表した4月の完全失業率(原数値)は前年同月比0・9ポイント上昇(悪化)の5・9%だった。
同日午前、県庁で会見を開いた待鳥浩二沖縄労働局長は「県内の求人状況は非常によく、求職者はハローワークをぜひ利用してもらいたい。沖縄労働局としては事業主と求職者それぞれの希望をよく聞き、双方のマッチングに取り組み、この勢いを持続させていきたい」と語った。
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