地位協定抜本見直しを要求 米軍属女性遺棄 粟国村議会が抗議決議


この記事を書いた人 金城 美智子

 【粟国】粟国村議会(伊良皆信英議長)は6日、臨時会を開き、米軍属女性遺棄事件に抗議し、綱紀粛正と再発防止、基地の整理縮小を含めた日米地位協定の抜本的な見直しなどを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。

 意見書と抗議決議では「またしても県民が犠牲となる凶悪事件が発生したことは断じて許せるものではなく、激しい憤りを覚えている」などとして、日米両政府に「実効性ある抜本的な対策を講じるべきだ」と求めている。
【琉球新報電子版】