5月県内倒産2件、負債総額3200万円 17カ月低水準 帝国データ


この記事を書いた人 金城 美智子

 帝国データバンク沖縄支店は7日、5月の県内倒産集計を発表した。倒産件数は前年同月より2件少ない2件で負債総額は同93・8%減の3200万円にとどまった。好調な観光業や底堅い土木建設業などを背景にして、倒産件数は17カ月連続で1桁台の低水準で推移した。

 件数と負債総額は過去1年間で2番目に少ない。
 同支店は今後も倒産件数が低水準で推移すると予測する一方で「県外からの企業進出により営業機会を失うケースが見られる」と話し、倒産企業が増加する可能性も指摘する。
 集計対象は負債額1千万円以上で法的整理をした企業が対象になる。
【琉球新報電子版】