政治

児童生徒の出欠調査へ オスプレイ騒音 東村方針

 【東】沖縄県東村高江のN4地区のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)で、オスプレイが午後10時以降の離着陸を繰り返し、睡眠不足の児童らが学校を欠席する事態が生じていることについて、東村の比嘉一之教育長は27日、村立高江小中学校の児童生徒の出欠状況の調査をする考えを示した。

 高江区の仲嶺久美子区長と区民の安次嶺雪音さん(45)が村役場に伊集盛久村長を訪ね、児童生徒の出欠状況とオスプレイの訓練との因果関係を調べるよう求めた際、明らかにした。

 安次嶺さんが夜間飛行があった場合に直接、米軍にやめるよう伝えることができるホットラインの設置を村として求めることなどを要請したことに対して、伊集村長は「時間帯もしっかり掌握しながらそのような騒音があったかどうかを含め、事実関係を調べたい」と述べるにとどまった。

 仲嶺区長が「住宅上空や夜間の飛行はやめてほしいと再三要請しているが、全然実現しない。今回は子どもたちが学校に行けないなど教育環境にまで影響が出ており憤慨している。子どもの出欠状況と米軍の訓練などの因果関係を村として調査し、沖縄防衛局にも同様な調査をするよう求めてほしい」と強調した。

 それに対し、比嘉教育長は「(米軍の訓練との)因果関係が出てくるかどうかは分からないが、児童生徒の出欠状況の調査をしていきたい」と答えた。

 要請後、安次嶺さんは「事実関係を把握する時間はない。もっと早急に対応してほしい」と話していた。


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