真っ白な浜辺でサンセットウオーク 渡嘉敷島の健康づくり


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
真っ白に広がる砂浜でサンセットウオークを楽しむ参加者=6月28日、渡嘉志久ビーチ

 【渡嘉敷】“元気に生き生きとした生活を送ろう”と、渡嘉敷村は2年前から村民の健康づくりを推進する「いきいき健康運動教室」を毎月1回開いている。今回はその一環として初実施となる「浜辺サンセットウオーキング」を6月28日の夕方、同村の渡嘉志久ビーチで行った。

 「元気な笑顔で身体を動かし健康づくり」をモットーに、地元渡嘉敷村の小嶺ともみさん(36)=健康指導士=が講師のウオーキングは3回目。

 参加者10人は、渡嘉志久ビーチの約300メートルに広がる真っ白な砂浜の中で、慶良間諸島に沈む夕日を眺めながら、小嶺講師の指導の下で全員が素足での「スクエアステップ」「ウオーキング」「綱引き」を約90分間、楽しみながら爽やかな汗を流した。

 講師の小嶺さんは「自然の中で波の音を聞きながら、楽しんで体力づくりができ、心身共に癒やされる気分だ」と満面の笑みを浮かべた。

 参加者の明野清さん(63)は「日頃は運動不足のため、筋力アップのためにも続けたい」と話し、比嘉沙也加さん(28)は「夕日や島々のシルエットを眺めながらの運動は気分爽快」とほほ笑んだ。(米田英明通信員)