糸満市観光協会は9月4日の「古酒(クース)の日」に合わせて、バスツアー「南部酒造所めぐりと古酒の宴」を実施する。豊見城市の忠孝酒造、糸満市のまさひろ酒造を巡る。酒蔵では古酒の飲み比べやブレンド体験を用意。ガイドとして泡盛マイスターがバスに同乗するほか、八重瀬町のようざん窯、クース家・宜壽次で酒器や夕食も楽しむ。同協会体験交流促進事業員の伊藤憲翔さんは「南部で広域的に観光振興を図るきっかけにしたい」と述べた。
ツアー代金は1万2800円の販売予定価格を、糸満市の補助事業を導入して8980円(税込み)に抑える。沖縄ツーリスト(OTS)が委託を受け、参加者30人を県内を中心に募集する。
問い合わせはOTSツアーセンター専用ダイヤル(電話)050(5533)2525。