
新たなヘリパッドの建設が予定されている米軍北部訓練場N1地区ゲートそばの林道で23日、県の固有種で準絶滅危惧種のチョウ、リュウキュウウラナミジャノメが確認された。調査で発見したチョウ類研究者の宮城秋乃さんは、工事が進められている東村高江の通称「N1裏」の林道も生息地と指摘し「生息地の破壊になる。危機的な状況だ」と話した。
リュウキュウウラナミジャノメは本島北部と慶良間諸島にしか生息していない。23日の調査では10匹が確認された。
研究家の白井和伸さんは「本種が見られるということは豊かな自然の証しだ」と語った。
英文へ→Rare butterfly spotted around planned site for US helipad in Takae