4500人参加 ギネス更新に期待 23日「空手の日」演武祭


この記事を書いた人 新里 哲
空手の日記念演武祭でのギネス記録更新に力を込める(右から)沖縄伝統空手道振興会の池宮城政明事務局長、喜友名朝孝理事長、島袋善保副会長、前田光幸文化観光スポーツ課長、山川哲男空手振興課長

 沖縄伝統空手道振興会(会長・翁長雄志知事)の役員らは20日、空手の日記念演武祭(23日、国際通り)を前に県庁で会見を開いた。島袋善保副会長は、ギネスブック世界記録に挑戦する参加予定者が約4500人に上ることを明らかにし、「2020年東京五輪の競技空手の盛り上がりも含め、伝統空手を県内外に発信したい」と意気込みを語った。

 記念演武祭は「空手の日」の10月25日を前に行う。昨年は約2500人が参加、現在のギネス世界記録は809人(2013年、インド)となっていることから、記録更新に期待が懸かる。

 演武は国際通りの県庁前から、ぶんかテンブス館前までの約1キロにおよび、松林流が幅広い普及のために作った普及型1を23日午後3時半から一斉に披露する。23日正午から午後6時まで、県庁交差点から蔡温橋交差点までの国際通りは車両通行が規制される。
 【琉球新報電子版】