オーストリアであった空手の世界選手権で、男子形を制した喜友名諒選手(劉衛流龍鳳会(りゅうえいりゅうりゅうほうかい))、金城新選手(同)、上村拓也選手(同)が1日午後、那覇空港に凱旋(がいせん)した。
喜友名選手は個人形で2連覇、団体形との2冠を達成した。空手関係者や空手を学ぶ子どもたち、家族ら約300人が出迎え世界王者の快挙をたたえた。
恩師の佐久本嗣男氏と到着ロビーに現れた3選手。喜友名選手は「まだまだ進化できる。励んでいきたい」と2年後の世界選手権、4年後の東京五輪を見据える。上村選手は「佐久本先生の空手に少しでも近づけるように頑張りたい」と語り、金城選手は「空手の本場、沖縄で空手をしている自覚、誇りを持って、2年後も連覇したい」と意気込んだ。