
【東京】粟国空港で昨年8月、第一航空のプロペラ機が着陸時に滑走路を外れてフェンスに衝突した事故を受け、運休中の那覇―粟国便について、国土交通省が2017年秋にも運航を再開させる方向でスケジュールを立てていることが22日、分かった。同路線は引き続き第一航空が担う方向で調整が進んでいる。
関係者によると、運航再開に必要な規定類の承認手続きとして、11月中に座学訓練を開始し、17年2月下旬には飛行訓練を始める。同年8月には機長、副機長の審査などをした上で、秋に再開する手順となっている。【琉球新報電子版】