沖縄県内求人倍率「1」 10月、新規は過去最高


この記事を書いた人 新里 哲

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が29日に発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は観光を中心とした基幹産業などが好調で、前月比0・04ポイント増の1・00倍で2カ月ぶりに1倍を超えた。新規求人倍率(季調値)は製造業などで新規求人が増加し前月比0・15ポイント増の1・68倍で過去最高だった。

 月間の有効求人数(季調値)は前月比2・3%(588人)増の2万6434人で、有効求職者数(同)は前月比1・2%(310人)減の2万6513人だった。新規求人数(原数値)は前年同月比8・4%(875人)減の9524人で3カ月ぶりの減少となった。

 9月の有効求人倍率減少の要因となった在職求職者は前年同月比11・6%減の1206人だった。