
【名護】名護市安部の海岸に墜落した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの残骸を回収する作業で21日午後、プロペラ部分とエンジン部分が回収され、大半の作業を終えた。
黒川清彦内閣官房沖縄危機管理官によると、比較的小さな残骸の回収を続けた後、今週中には回収作業は完了すると見られる。
午後3時48分にエンジン部分が、同56分にプロペラ部分がそれぞれ引き揚げられた。約4トンのプロペラ部分を引き揚げる際に船体と接触し「ゴンッ」という鈍い音が約600メートル離れた地点まで響いた。【琉球新報電子版】