
国土交通省が主催する河川愛護月間の絵手紙コンテストで、小禄高2年の田中伶佳さん(17)が最優秀賞の国土交通大臣賞を受賞した。毎年7月の愛護月間の取り組みとして9月末まで募集が行われ、全国から集まった1125点の中から選ばれた。国交省が20日、発表した。
田中さんは「こんな大きな賞をいただけるのは初めてのこと。考えてもいなかった」と驚いた様子だった。

美術の授業の夏休み中の課題として取り組んだ。「川遊び・川での思い出」が募集テーマで、田中さんは小学生のころ、母親の実家がある岡山県を訪れた際に、川遊びをした思い出を色鉛筆で描いた。
周囲の景色など記憶があいまいなところもあったというが、色鉛筆の独特のタッチで明るい光に照らされた木々や川面を描いた。