
翁長雄志知事の訪米に合わせて米国で辺野古新基地建設反対などを訴える「辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議」の訪米団(団長・呉屋守将共同代表)が28日午前、那覇市内で会見し、米国で(1)辺野古新基地断念(2)普天間基地の閉鎖・撤去(3)米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行中止、配備撤回―の3点を訴えると発表した。
呉屋団長は3点の要請項目を挙げ「これらをやらないと、残りの米軍基地も大変な状況になると危惧を持っている。率直に沖縄の声に耳を傾け解決につなげてほしい。沖縄の団結をしっかりして世界の人々に発信するのが大事だ」と抱負を述べた。
訪米団は連邦上下両院議員やその補佐官、シンクタンク関係者ら約30の会談先の予定が入っているという。翁長知事や稲嶺進名護市長らとも一部行動を共にする。
呉屋団長を筆頭に、渡久地修県議が副団長を務める。【琉球新報電子版】