全基地撤去を 爆音訴訟団ら集会 判決に向け訴え


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「嘉手納基地を撤去せよ」と声を上げる市民=17日午後12時46分、北谷町の米軍嘉手納基地第1ゲート前

 【中部】第3次嘉手納爆音訴訟団と沖縄平和運動センター、中部地区労働組合協議会は17日午後、北谷町の米軍嘉手納基地第1ゲート前で、23日の爆音訴訟判決に向けて全基地撤去を求める集会を開いた。新川秀清団長は「もはや爆音を止めるという要求だけではだめだ」と訴え、嘉手納基地の撤去を求めた。集会に集まった約40人がガンバロー三唱で基地撤去に向け決意を示した。

 中部地区労の新垣昭洋事務局長は「戦後70年以上たったのに県民は体が揺れるような爆音にいつまで苦しめられなければならないのか。静かな空を返してほしい」と力を込めた。

 17日は朝7時半ごろから嘉手納基地の各ゲート前で抗議行動をする「カデナ・ピースアクション」も実施された。