沖縄観光、買いたい物1位は… 未訪問の台湾・韓国、香港人を調査


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)はこのほど、沖縄を訪れたことがない台湾人や香港人、韓国人計892人を対象に沖縄県内で買いたい物や行きたい飲食店などについて聞いた調査結果をまとめた。沖縄を訪れる際に買いたい物について「菓子類」と「服飾品」「雑貨」が上位3位を占めた。「不動産」を購入したいという人もいた。

 OCVBが運営する多言語コンタクトセンターにも、県内旅行中の外国人客から不動産購入についての問い合わせが年間数件あるという。旅行以外に県内での不動産投資にも外国人客が注目する傾向も見られた。

 県内の交通事情の悪さが口コミの形でインターネットで広まり、那覇市以外の交通が不便と懸念する回答があった。

 沖縄旅行に行く場合、目的は「リラックス」が497人で最も多かった。次いで「グルメ」が428人、「ショッピング」が332人などだった。うち県内で人間ドックなどを受けたい「医療機関受診」を選択したのは73人で、そのほとんどが台湾人だった。

 旅行中に行きたい飲食店は「沖縄料理」が576人で最多となり、次いで「日本料理」が522人、「居酒屋」が209人など。
 外国人客に人気のラーメンや焼き肉以外にも、本格的な日本料理店を紹介してほしいとの声があった。

 調査は、OCVBが2016年に台湾と香港、韓国でそれぞれ開催された旅行博覧会に出展したブースに来た外国人客へ実施した。