銘苅朝則さん死去 プリマート創業者


この記事を書いた人 松永 勝利
銘苅朝則さん

 県内各地で店舗を展開したスーパーマーケットチェーン「プリマート」の創業者・銘苅朝則(めかる・とものり)さんが3日正午ごろ、病気のため那覇市内の病院で死去した。88歳。伊是名村出身。自宅は浦添市沢岻1の47の9。告別式は6日午後2時から3時、那覇市天久1192の1、那覇葬祭会館本館で。喪主は長男尚一郎(しょういちろう)さん。
 銘苅さんは1949年に沖縄興業(オキコ)に入社し、同社専務や沖縄明治乳業の専務などを経て75年にプリマートを創業した。90年にはプリマートとジャスコが提携して設立した「沖縄ジャスコ」の会長を務めた。プリマートは99年8月に沖縄ジャスコと合併して「琉球ジャスコ」となり、2011年5月には「イオン琉球」に社名を変更した。
 また補聴器運動など難聴者の悩みや問題解決に取り組む「県難聴福祉を考える会」の会長も務め、福祉問題にも取り組んだ。【琉球新報電子版】