宿泊型レストラン「ル・カナ・モトブ」 11月、本部にオープン 1泊2食付き、30万円から


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11月に本部町で開業予定の宿泊型レストラン「ル・カナ・モトブ」完成イメージ(株式会社ときわ提供)

 【本部】徳島県内でブライダル事業を展開する「ときわ」(髙畑富士子社長)が本部町山里に全館貸し切りの宿泊型レストラン(オーベルジュ)「ル・カナ・モトブ」を11月にもオープンさせることが3日、分かった。8月から予約を受け付ける。

 今年5月に上棟式を終え、建設を進めている。総事業費は3億円。敷地面積は約1280平方メートルで、延べ床面積は約430平方メートル。鉄筋コンクリート造り2階建て。客室は3室(2~6人まで宿泊可能)。利用は2人からで1泊2食付き30万円から(税別サービス料込み)を予定している。最大34人収容可能なダイニングルームも設け、ブライダルにも対応する。

 「ル・カナ・モトブ」事業を担当する同社の佐伯恵美子新規事業・渉外交渉マネージャーは「ブライダル事業で培ったノウハウを生かしたい。沖縄ならではのロケーションの中で、ゆったりとした時間を楽しんでもらいたい」と話した。

 ときわは沖縄リゾートブライダルを行う際のエージェント(窓口)業務も徳島県内で手掛けており、約2年前から沖縄ウエディング協会にも入会している。
(佐野真慈)