県庁職員として各地巡る 琉神マブヤー最新作「アライズ」


この記事を書いた人 松永 勝利
「琉神マブヤーARISE」に出演する(前列左から)勝連康介さん、徳原ありささん、嘉陽田朝裕さん、(後列左から)琉神マブヤ―、龍神ガナシー=4日午前10時、那覇市小禄の沖縄産業支援センター

 特撮ドラマ「琉神マブヤー」の最新作「琉神マブヤーARISE(アライズ)」(川端匠志監督)の制作発表会見が4日午前、那覇市の沖縄産業支援センターであった。

 今回はマブヤーたちが県庁職員という設定。県内の各市町村に存在する「マブイストーン」が悪の軍団マジムンによって封印され奇妙な事件が発生する。マブヤーたちは市町村をめぐりながらマジムンと戦う。

 本作はシリーズ10周年を記念して製作される。監修を務める仲村清司さんは「各市町村をめぐりながら、その場所にある伝統芸能や伝説、信仰などを紹介していく」と話した。

 出演者も一新する。琉神マブヤーの金城タケル役には吉本興業所属の芸人勝連康介さん(24)、龍神ガナシーの上運天ジュン役は沖縄芝居役者の嘉陽田朝裕さん(30)、凰神(おうじん)カナミーの目取真エマ役にはモデルの徳原ありささん(23)がそれぞれ演じる。

 勝連さんは「普段お笑いをやっているので、芸人としてこれまで培った技を生かしながら金城タケルを演じたい」と話した。
 放送は全13話。10月7日から琉球放送で放映する。【琉球新報電子版】