女性唄者6人の恋歌 「ウチナー・ラヴソング」リリース


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「ウチナー・ラヴソング」に参加している(左から)堀内加奈子、石川陽子、新垣恵、MINA、山城香、長嶺ルーシー(リスペクトレコード提供)

 沖縄県内外で活動する女性唄者6人によるアルバム「ウチナー・ラヴソング」(リスペクトレコード)が2日、発売された。ペルー出身の県系3世長嶺ルーシーと伊平屋村出身の石川陽子、大阪市大正区出身の山城香、北海道函館市出身の堀内加奈子、豊見城市出身の新垣恵、スイス出身のMINAといった多彩な面々が共演している。

 「うんじゅが情どぅ頼まりる」や「遊びションガネー」など、女性の男性に対する思いを歌った沖縄民謡や琉球古典音楽19曲を収録。選曲とレコーディングでの歌三線指導は喜久山節子が務めた。長嶺は「片想い」「百名節」「夜啼(な)き鳥」を歌っている。「夜啼き鳥は初めて歌った。節子先生の指導の下、マスターできた」と語った。スイス人の父と日本人の母の間に生まれたMINAは沖縄留学で三線と出合い、現在は「ロンドン沖縄三線会」などで活動している。 2枚組。税抜き3000円。

 27日には、東京・代官山にある「UNIT」でアルバムリリースの記念コンサートが開かれる。開演は午後5時半。問い合わせはUNIT(電話)03(5459)8630。

ウチナーラヴソング
ウチナーラヴソング

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長嶺ルーシー、石川陽子、堀内加奈子、山城香、新垣恵、MINA
リスペクトレコード (2017-08-02)
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