8日ぶり、沖縄本島地方で雨空 台風13号影響、10ミリ以上の地域も


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突然の雨に打たれ、慌てて横断歩道を渡る人たち=20日午後3時25分、那覇市のパレットくもじ前(新里圭蔵撮影)

 沖縄地方は20日、フィリピンの東に同日午後3時に発生した台風13号の影響で雲が広がり、地域によっては10ミリ以上のまとまった雨が降った。那覇市内では午後3時すぎに、通り雨が集中的に降り、県庁前の交差点では、雨のため足早に走り去る市民や観光客らの姿が見られた。本島地方のまとまった雨は12日以来8日ぶりとなった。

 気象庁によると20日の雨量は午後9時40分現在、渡嘉敷島で36ミリ、沖縄市胡屋で15.5ミリ、うるま市宮城島で11.5ミリ、読谷で9.5ミリ、那覇で4.5ミリを観測した。

 少雨傾向は宮古や八重山などの離島を中心に続いており、この日、36観測地点中11カ所で降雨量は0ミリだった。石垣島では午後1時15分に観測史上最高の35.6度を観測した。

 気象台によると、21日の沖縄本島地方と先島諸島は、台風13号の影響で曇りや雨で雷を伴う所がある。先島諸島では激しく降る所がある見込み。大東島地方は太平洋高気圧に覆われおおむね晴れる。