劇場「よしもと沖縄花月」 とまりんで再始動


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またの来場を呼び掛ける芸人たち=10日、那覇市のよしもと沖縄花月

 吉本興業の劇場「よしもと沖縄花月」が那覇市のとまりんアネックスビル2階に移転し、10日に「沖縄花月リニューアルライブ とまりんだヨ! 全員集合!」が開催された。ガレッジセールや沖縄の若手芸人ら27組が出演し、新たなスタートを切った。ガレッジセールのゴリは「沖縄の芸人は舞台が命。365日営業しているので、ぜひ遊びに来て」と呼び掛けた。

 沖縄花月は入居していた「HAPiNAHA(ハピナハ)」の閉館に伴い、6月末から休館していた。新劇場ではお笑いをはじめ、土日祝日には「島ぜんぶでおーきな祭(沖縄国際映画祭)」の連動企画として、パフォーマーやアーティストとのコラボレーション企画も予定している。「おきなわ新喜劇」も引き続き公演する。

 リニューアルライブでは若手が次々に漫才などを披露した。たろうは「バイト先で『8月から忙しくなる』と言っていたのに今月の出番は今日だけですよ!」と怒り、観客の笑いを誘った。各芸人が休館中に取り組んだ「自由研究」を発表するコーナーや「こんな新劇場は嫌だ」というお題に答えるコーナーなどで盛り上げた。