「島の特産品どうぞ」 伊江島フェリーの売店再開


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 【伊江】6月末から約2カ月間、閉じたままだった伊江村の伊江港と本部港(本部町)を結ぶフェリー「ぐすく」「いえしま」内の売店が、8月19日にリニューアルオープンした。伊江島で観光業を営む「わくわくクラブ」の東江裕美子さん(代表者)、友利友子さん、宮里陽子さん、玉城絹枝さんの4人が接客を担当する。

笑顔で頑張っている友利友子さん(左から2人目)、玉城絹枝さん(左端)姉妹=8月27日、「フェリーぐすく」内の売店

 売店には飲み物やおにぎり、サンドイッチなどの他に、タッちゅんグッズ、ピーナッツ菓子、伊江島の黒糖を使ったラスク、伊江島の小麦を使ったスナック菓子「ケックン」などの島の特産品も並ぶ。30スタンプで飲み物と交換できるスタンプカードも発行している。

 船内の売店は前任の平野健一さんがことし6月末に引退し、閉じられていた。8月27日、再開したフェリー「ぐすく」の売店に立ったのは友利さんと玉城さん姉妹。友利さんは「『ようこそ伊江島へ』と船客を笑顔で迎えたい。仲間と共に頑張る」と抱負を語った。また、「私たちの父は海人(うみんちゅ)で、兄はタンカー船に乗っていた。家族は何かと海と縁がある」と話した。

 伊江島へお越しの際は船内売店ものぞいてみてはいかがだろうか。

(知念光江通信員)