登野城でロウニンアジ


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9月8日、石垣島で124センチ・27キロのロウニンアジを釣った下里肇さん(フィードマン)

 石垣島で釣りのガイド業を営む下里肇さんの元には日本各地からのみならず、台湾や香港からの釣り人も訪れる。もともと釣り好きな彼は、ガイド業が休みの時にもプライベートで釣りを楽しむ。

 7日に釣り仲間と沖の一文字で竿(さお)を出し、中型タマンを数釣りした。その時、ロウニンアジらしきアタリがあったが、痛恨のライン切れ。逃がした大物が悔しくて、翌日はホームグラウンドの登野城漁港でロウニンアジを狙うことにした。

 午後3時半にポイントに着くと、30キロ前後のロウニンアジ2匹を確認。シビマグロの頭を餌に仕掛けを投入すると、30分ほどでヒット。すぐ竿に飛びつき、アワセを入れた。驚いた魚は水路沿いを右に左にと逃げ回る。しかし、これまで何匹も大物を釣り上げた下里さんは冷静にファイト。巧みな竿さばきで魚に主導権を与えず、7分ほどで足下まで寄せた。

 たまたまやり取りを見て駆けつけた友人にギャフ掛けをお願いして、堤防に引き上げたのは124センチ・27.7キロのロウニンアジだった。最近は他人に釣らせることが仕事になった下里さんの、今年初の大物でうれしい1匹となった。
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

8月20日、石垣島サザンゲートポイントで140センチ・41キロのロウニンアジを釣った當眞和彦さん
9月19日、浜比嘉島で93センチ・7.71キロのイトヒキアジと62センチ・3.01キロを筆頭に6匹のタマンを釣った照喜名祥太さん

9月10日、本部海岸で106センチ・14キロのロウニンアジ、4.8キロのモンガラカワハギなどを釣った古謝茂さん
9月11日、本部海岸で47.6センチ・1.7キロと46.5センチ・1.6キロのカーエーを釣った水野晃さん

9月9日、残波岬でグルクンやイラブチャー他を数釣ったディキンソン・ジョセフさん
8月27日、慶良間沖で98.5センチ・9.52キロのカンパチを釣った安仁屋憲彦さん

8月19日、宜名真海岸で85センチ・8.3キロのロウニンアジを釣った仲村美菜子さん
9月7日、阿嘉島で74.5センチ・4.53キロのカスミアジを釣った湧川芳郎さん

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