探究型入試 保護者が体験 新しい学びの方法知る


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 2020年の高大接続改革を見据え、家庭の関わりを考える保護者向けセミナー「MAMA・PAPALAB★」が7日、沖縄県浦添市宮城のオーシャン21で開かれた。琉球新報で教育事業に携わる玉城江梨子記者が、県内の高校で行われている探究学習の先進的事例を紹介。生徒たちが外国人観光客にインタビューする例などを説明しながら「日頃から問題意識、探究心を持ち過ごしている子と、そうでない子は差が出る」と語った。

 就職活動時のエントリーシートを参考に見せた東江亜季子記者は「今後は就職活動より以前の入試で『学びの設計書』の提出がある」と話した。子どもがどんなことを問われるのか、保護者と一緒に自己探求ワークショップで実践した。

 保護者からは「体験した入試や就職活動とは全然違う」「子どもに『なぜ勉強するの?』と聞かれた時に、どう答えたらいいか考えたい」など意見が出た。