県蝶の図画、力作20点 はーべーるコンテスト


社会
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 県のチョウ(県蝶)制定に向け県民の機運を高めることなどを目的とした「はーべーる(蝶)図画・デザインコンテスト」(沖縄県の蝶制定県民の会、琉球新報社主催、医療法人陽心会共催)の表彰式が14日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館で開かれた。計43点の応募作品の中から、新報社社長賞など五つの賞に選ばれた上位10点と佳作10点が表彰された。上位受賞者には副賞として陽心会よりチョウの多様な生態系が確認されている台湾への見学ツアーが贈呈された。

「はーべーる(蝶)図画・デザインコンテスト」の受賞者と主催者ら=14日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館

 沖縄県の蝶制定県民の会の大城安弘会長は「多くの人に県のチョウ制定に関心を持ち、応募してくれてうれしい」とあいさつした。

 医療法人陽心会理事長賞を獲得した高良花さん(22)=県立芸大4年=は「県内に生息しているチョウを楽しく描けた。受賞できてうれしい」と喜びを語った。入賞作品は県立博物館・美術館のエントランスで20日まで展示される。入場は無料。