台風後に78センチのタマン


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10月19日、佐良浜漁港で130センチ・32キロのロウニンアジを釣り上げた漢那正太さん

 台風21号の襲来前に59センチを筆頭に8匹のタマンを釣った山城善成さんが、台風22号が去った後の10月27日午後10時からタマン狙いでうるま市のホームグラウンドで竿(さお)を出した。

 午後11時半頃から2回、タマンらしきアタリがあったがヒットしなかった。3回目は竿を手持ちにしてリールのベールを開けてラインを送り込み、魚に違和感を与えないようにして食い込むのを待った。

 この作戦が的中し、ラインが10メートルほど出たところでアワセると、今度はしっかりと針掛かりした。10号竿が大きく曲がり重量感が伝わった。魚に主導権を与えないように強引に寄せてくると、1分ほどで特大タマンが寄ってきた。異変に気付いた魚は最後の抵抗を見せたが、そのまま石敷まで抜き上げた。これが自己記録となる78センチ、5・67キロのタマン。山城さんにとって忘れられない1匹となった。

 11月5日、那覇一文字を会場に第36回G杯争奪全日本がま磯グレ選手権県予選が開催された。A、Bの2グループに分かれ、フカセ対象魚の総重量を競った。主な結果は次の通り。

 優勝 仲本等 ババシチュー 1・5キロ(A1位)

 準優勝 志和山大海 トカジャー 1キロ(B1位)

 3位 赤平佑介 ヒレーカー 1・02キロ(A2位)
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

11月5日、那覇一文字で41.5センチ・1.5キロのババシチューを釣ってG杯グレ予選大会で優勝した仲本等さん
11月1日、宜野湾海岸で0.65キロほか2杯のアオリイカを釣った新垣学さん

10月13日、本部海岸で42センチ・1.19キロのチョウチョウコショウダイを釣った仲村美菜子さん
11月4日、慶良間で60センチ・2.73キロのトカジャーを釣った宇栄原光さん

11月2日、伊平屋島で111.5センチ・19.45キロのロウニンアジを釣った知名雄也さん
11月5日、北谷海岸で45.5センチ・1.69キロのチヌを釣った新崎隆太さん

10月29日、港川海岸で123.5センチ・27.7キロのロウニンアジを釣った金城朋輝さん
11月1日、糸満沖でグルクンを餌に28キロのトカキンを釣った野原毅さん(セイブ5)

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