キングス、奈良下す バスケ全日本3次ラウンド


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 バスケットボールの第93回天皇杯・第84回皇后杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)3次ラウンド第1日は25日、栃木県立県北体育館など全国8会場で行われ、Bリーグ1部(B1)勢が登場した男子の5回戦は栃木、北海道などが勝ち上がった。

 琉球ゴールデンキングス(B1)はバンビシャス奈良(B2)を77-52で制した。26日はライジングゼファー福岡(B2)と対戦する。

 B1に挑んだB2勢では福岡が大阪に76-70で競り勝ったほか、秋田は富山を、愛媛は三遠を、茨城はSR渋谷をそれぞれ破った。

 女子はWリーグ勢が出場して4回戦があり、三菱電機に挑んだ全国高校総体優勝の岐阜女高(岐阜)は53-83で敗れ、昨年の全日本大学選手権を制した白鴎大(栃木)はトヨタ紡織に69-89で屈した。秋田銀行(秋田)が東京羽田を90-63で破った。

 26日は男子6回戦、女子5回戦が行われ、ともにベスト8が決まる。

キングス(B1)
 77―52(27-9,9-11,17-12,24-20)
奈良(B2)

◆攻守で力の差見せる

 

 B2のバンビシャス奈良を相手にしたキングスは、攻守のリバウンドで力を見せると、1Qから18点差のリードを作る。2Qだけでは奈良に2点上回られたが、後半は着実に点差を広げていった。

 古川孝敏、アイラ・ブラウンが日本代表チームに招集され、スターティングメンバーとして出場した田代直希は「守備とリバウンドで引っ張っていく思いを出せた」と語った。

 26日の相手は大阪エヴェッサ(B1)を破って勢いに乗るライジングゼファー福岡(B2)。福岡県の大濠高出身の津山尚大は「高校の先輩もいるので、プレーで見返せるように頑張ります」と気合を入れた。