神戸の子ら119人が来沖 10回目のKOBE夢・未来号


この記事を書いた人 松永 勝利
歓迎式で記念撮影する「第10回児童養護施設の子どもさんたちを美ら海へ『KOBE夢・未来号・沖縄』」の一行=6日午前、那覇空港

 神戸市内の児童養護施設の子どもたちが沖縄を訪問し、自然や文化を体験する「第10回笑顔と感動 KOBE夢・未来号・沖縄」の一行が6日午前、那覇空港に到着した。来沖したのは児童45人を含む計119人。富川盛武副知事ら県関係者、ミス沖縄2018コバルトブルーの宮平かなさんらが同空港で出迎え、歓迎式が行われた。
 児童を代表してあいさつした梅谷亘永君(12)は「初めて沖縄へ来た。美ら海水族館や首里城などを見るのが楽しみ。神戸に帰ってからも沖縄の話がたくさんできるようにしたい」と語った。
 主催者を代表して久利計一会長は「10回目ということで、ジョン万次郎の上陸地点にも行く。この地で子どもたちが学んでくれたらうれしい」と語った。
 富川副知事は10年を迎えた訪問を歓迎し「ますます良い関係になることを願う。めんそーれ沖縄」と笑顔を見せた。
 一行は7日までの日程で沖縄美ら海水族館や糸満市摩文仁の「島守の塔」、ジョン万次郎上陸地点の糸満市の大度浜海岸などを訪問する。【琉球新報電子版】