経済

沖縄の子牛取引、過去最高に 17年178億円、1頭当たり価格も

 2017年の沖縄県内8家畜市場の子牛の取引実績(速報値)が前年比0・8%増の178億7012万円、1頭当たりの平均価格は同千円増の73万7千円で、共に過去最高を更新したことが11日までに分かった。頭数は同178頭増えて2万4236頭だった。JAおきなわがまとめた。18年の初競りは、13日の黒島と八重山を皮切りに各市場で開かれる。

 頭数は09年をピークに減少していたが、16年(2万4058頭)に増加に転じていた。JAおきなわ畜産部は「市町村が実施している導入事業や、飼養管理の意識の高まりで分娩(ぶんべん)間隔も短くなっている」と増頭の要因を挙げた。

 内訳を見ると、頭数は雌牛が7頭減の1万171頭、去勢は185頭増えて1万4065頭だった。取引金額は雌牛が1億5072万円減って66億6707万円、去勢が3億516万円増加して112億305万円だった。

 取引実績や平均価格は、前年比で20%以上増えた16年と比べると伸び幅は鈍化したが、県内の子牛取引は好調な状況が続いている。

 口蹄疫(こうていえき)や東日本大震災の影響で全国的に素牛が不足しており、子牛価格は09年の30万4千円から2・4倍以上になっている。