八重山観光客130万人突破 17年 クルーズ船増が要因


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 八重山の2017年入域観光客が同年11月時点で130万人を突破し、昨年の124万人を大きく上回った。クルーズ船寄港回数が前年比39%増の132回と大幅に増えたことが主な要因で、空路も国内外とも搭乗実績が前年を超えた。八重山ビジターズビューロー(YVB)の高嶺良晴理事長=写真前列中央=が17日、琉球新報社を訪れて実績を報告し「自然を生かし、息の長い観光地形成をしたい」と語った。

 11月までの累計は前年比12・1%増の130万5839人。YVBは17年の入域目標値を131万人に定めていた。

 3月はフランスとイタリアのクルーズ船が合わせて4度寄港した。高嶺理事長は「欧州圏の観光客が多い」と指摘し、西表島など自然の豊かさを好調な誘客の要因として挙げた。