大平特別支援学校の美術展「てぃーだのひかり」が20日、浦添市美術館で始まった。28日まで。同校が美術館で作品展を開催するのは初めて。小中高学部の全児童生徒286人が好きなテーマで作成した個性あふれた作品、約400点が展示されている。
比嘉朝子校長は「生徒たちのエネルギーあふれた作品を多くの人たちに見てほしい」と来場を呼び掛けている。
大量の紙飛行機を糸でつるした作品や、大平特支の先生の似顔絵を描いた作品、動物のお面、陶器、染織作品など見どころ満載だ。展示室奥にあるスタンピングなど5種類の技法で描かれた縦7メートル30センチ、横10メートル30センチの小中学部による合同作品「てぃーだのひかり」は見る者を圧倒する。
来場した北谷町の町田節子さん、実花さん(11)親子は「エネルギッシュで見ててわくわくする作品ばかり。自由な発想で作られていて、見ていてとても楽しい」と感想を話した。