
オーダーメードカーテンを手掛ける近光インテリア(西原町)の安次嶺実奈子社長(36)が、2017年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」(主催・公益社団法人インテリア産業協会)の課題部門で協会会長賞を受賞した。同コンテストで沖縄からの受賞は初めて。
24日に琉球新報社を訪れた安次嶺さんは「自由に企画し、作り上げる過程を楽しめた。今までより付加価値のある仕事に挑戦しようと初めて応募し、結果を出せて良かった」と語った。
課題テーマ「窓を活(い)かしたユニークなリビング空間」に対し、全国から74点の応募があった。安次嶺さんはバスケットボールが趣味の夫と、将来はNBA選手にと期待する息子のための空間を設定した。
厚手のカーテン(ドレーンカーテン)の内側にレースカーテンを配置し、ビーチでバスケットを楽しむ人たちの影を縫製。白から青に変化するレース生地の色調や、ドレーンカーテンとの色の重なりを海や夕日の効果として取り入れた。
17日に東京で表彰式があり、「レイヤーの表現がユニークで、南国をイメージしたバランスカーテンや飾りひものアレンジが楽しい」と講評された。
近光インテリアでは31日まで、オーダーカーテンが88%割引の受賞記念セールを実施している。
