病室の子に笑顔を 「クラウンK」が那覇・南風原訪問


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クラウンK(右)からバルーンアートを受け取る子どもたち=20日、那覇市古島の那覇市立病院

 全国の小児病棟を訪問し、子どもたちを楽しませる活動をする日本ホスピタル・クラウン協会の大棟(おおむね)耕介理事長扮(ふん)する「クラウンK」は20日、沖縄県那覇市古島の那覇市立病院と南風原町新川の県立南部医療センター・こども医療センターを訪れた。

 那覇市立病院では3病室と森川特別支援学校訪問学級を訪問し、バルーンアートや手品、皿回しなどを披露した。入院中の子どもたちとその家族らは、クラウンKの妙技に笑顔を見せた。

 仲地要颯稀(いぶき)君(8)は「一緒に皿回しをした時は怖かった。でもクラウンが来てくれて楽しかった」と声を弾ませた。大棟理事長は「入院中の子どもたちに病気のことや病院にいることを忘れ、笑顔で元気になってほしい」と活動の趣旨を語った。

 同協会では3月3日に活動報告や新規賛助会員希望者向けのイベントを県内で開催する。場所や時間は未定。イベント詳細の問い合わせは日本ホスピタル・クラウン協会東京事務所(電話)03(3255)3253まで。