ブライダルフォトでプロ養成、学費を半額支給 内定祝い金も、IDAとワタベが連携


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ブライダルフォトグラファー養成講座開設のため協定を結んだ沖縄ワタベウェディングの小岸弘和氏(左)とIDAの前新健氏=22日、浦添市の同校

 専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA、沖縄県浦添市、前新健校長)と沖縄ワタベウェディング(那覇市、小岸弘和社長)は、産学連携によるブライダルフォトグラファー養成講座を7月にIDAで開講する。定員15人全員にワタベウェディングから学費50万円の半額25万円が奨学金として支給される。同社への就職内定者にはさらに内定祝い金25万円を贈る。22日、浦添市のIDAで講座開設のため2者が連携協定を締結した。

 2016年度に前年度比8・6%(1224組)増の1万5399組の県外カップルが沖縄で式を挙げるなど、リゾート婚は右肩上がりに伸びている。前新校長は「今後も増加が予測され、専門性の高い写真家を育成していきたい」と意気込んだ。小岸社長は「養成講座と奨学金で沖縄の若い感性を育てていきたい」と述べた。

 講座は7月~12月の半年、週3回で写真技術、コミュニケーション能力などを学ぶ。詳細はIDA(電話)098(942)6780。